VTR-PON3 / 導入前の確認

機能・動作条件

使いたい素材と機器が、使用するPC・Macと送出環境で扱えるかを確認するための一覧です。操作方法は使い方をご覧ください。

VTR-PON3はWindows 11 x64とmacOS 15以降のApple Siliconに対応する送出アプリです。本体の取得と導入手順は、Windows版ダウンロードとMac版ダウンロードをご覧ください。

以下はOSごとの機能と導入前の確認項目です。使う素材・機器・出力先の組み合わせで事前に確認してください。

PC・Macと表示環境

項目Windows版Mac版
OS・CPUWindows 11 x64。macOS 15.0以降・Apple Silicon arm64。Intel Macは対象外です。
コード署名インストーラーとZIP版のEXEにはコード署名がありません。公式サイトから取得し、SHA-256を照合してください。Developer ID署名・Apple公証済みです。取得ファイルはSHA-256を照合できます。
画面操作画面とオンエアを分ける2画面構成を推奨。Windowsの表示設定で「拡張」にします。操作画面とオンエアを分ける2画面構成を推奨。macOSのディスプレイ設定で拡張表示にします。
GPU・動画デコードGPUで映像を合成・描画します。GPUの選択とソフトウェア動画デコードの設定があります。Metalで映像を合成・描画します。Apple SiliconのVideoToolboxとソフトウェア動画デコードを使用できます。
CPU・メモリ必要量は素材の形式・解像度・同時入出力で変わります。一律の最低・推奨数値は設けていません。必要量は素材の形式・解像度・同時入出力で変わります。一律の最低・推奨数値は設けていません。
出力解像度4K出力設定があります。Windows側も使用する出力画面を3840×2160へ設定し、実素材で確認してください。4K出力設定があります。macOS側の出力画面も使用する解像度に設定し、実素材で確認してください。

できること

項目Windows版Mac版
素材・再生動画・音声・静止画・PDF・PPTX・UVC映像・内蔵テストパターン。動画・音声・静止画・PDF・UVC/UAC・内蔵テストパターン。PPTX・PowerPointはWindows版のみです。
編集・運用プレイリスト、IN/OUT点、開始/終了動作、エディット、BGM・PFL、ITEM/MASTER音量・EQ、タイマー、ショートカット、設定・プレイリストの保存。プレイリスト、IN/OUT点、開始/終了動作、エディット、BGM・PFL、ITEM/MASTER音量・EQ、タイマー、ショートカット、設定・プレイリストの保存。
映像送出操作とオンエアの分離、CUT/クロスフェード、DSK、FTB、背景色、返しモニター、仮想カメラ。操作とオンエアの分離、CUT/クロスフェード、DSK、FTB、背景色、返しモニター、Camera Extensionによる仮想カメラ。
外部連携ATEMアドオン、Rolandスイッチャーの機種別連携。Mac用ATEMアドオン、Rolandスイッチャーの機種別連携。対応機種・接続方法は下記を確認してください。

各機能の操作は使い方をご覧ください。

素材と外部機器の条件

動画・音声・静止画

両OSでMP4、MOV、WebM、MKV、AVI、MXF、WAV、MP3、FLAC、M4A、AAC、PNG、JPEG等を扱います。拡張子だけでは再生可能とは判断できません。実際のコーデック・映像音声形式・解像度で確認してください。

ドキュメント

項目Windows版Mac版
PPTX・PowerPointNative再生と変換にはデスクトップ版Microsoft PowerPointが必要です。PowerPointの音声はWindowsから直接出力され、VTR-PONのITEM/MASTER/MUTE/FTBでは調整できません。PPTX・PowerPointファイルの読み込みには対応していません。
PDFPowerPointは不要です。直接再生とPNG・動画への変換に対応します。PowerPointは不要です。直接再生とPNG・動画への変換に対応します。

※pptxファイルの読み込み機能はwindows版のみの機能です。

UVC・仮想カメラ

項目Windows版Mac版
外部入力Windowsで認識されたUVC機器と、機器ごとの映像・音声形式を確認します。macOSで認識されたUVC/UAC機器を使います。必要なカメラ・マイクのアクセス許可を行います。
仮想カメラ登録・更新・削除には管理者権限とUACの許可が必要です。インストーラーで登録し、ZIPの展開だけでは登録されません。本体同梱のCamera ExtensionをmacOSで有効化し、本体から出力を開始します。
仮想カメラの音声仮想カメラは映像のみです。音声は別の出力経路を使います。仮想カメラは映像のみです。音声は別の出力経路を使います。

スイッチャーコントロール

項目Windows版Mac版
ATEMWindows用ATEMアドオンとATEM Switchers Softwareを使用し、USBで接続します。Mac用ATEMアドオンとATEM Switchers Softwareを使用し、USBで接続します。
Roland13機種を試験対応。機種に応じてLAN・USB MIDI・RS-232の設定を使います。機種一覧で選択可能なものが対象です。V-1HDとRS-232接続には対応していません。

入力番号、受信、フェード等は機種によって異なります。ATEM/Rolandの設定手順と動作確認へのお願いをご覧ください。

現時点の範囲

  • VTR-PON 3 は VTR-PON2 とは別プロジェクトで作られたソフトウェアです。VTR-PON2 の設定とプレイリストの読み込み・移行には対応していません。
  • 旧版の VTR-PON 2 が必要な方は、こちらから入手できます。(※ただし、VTR-PON2 の公式版の開発は終了しています。)
  • すべてのコーデック、UVC 機器、GPU、表示環境での動作は保証できません。

本番前の確認

使うPC・Macと接続機器に、実際の素材を登録してリハーサルしてください。Controller とオンエアの表示先、素材の再生、物理音声、PFL、外部機器、保存したプレイリストの再読み込みを確認します。手順は最初の送出から進められます。

アドオンで追加できる機能

項目Windows版Mac版
ATEMWindows用パッケージとATEM Switchers Software。Mac用パッケージとATEM Switchers Software。
NDIWindows x64用パッケージとNDI Runtime 6。macos-arm64用パッケージとNDI Runtime 6 for macOS。
VST3Windows x64対応のステレオVST3エフェクト。Mac arm64対応のステレオVST3エフェクト。Windows用のプラグインは使えません。
DeckLinkWindows用パッケージとDesktop Video API 16.0以上。Mac用パッケージとDesktop Video for macOS API 16.0以上。実機動作未確認・協力者募集中です。

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